2011年4月21日木曜日

行程

僕が先日行ってきたボランティアの行程はこんな感じでした。

金曜日
21:00 集合、バスで出発

途中2回短いSAでの休憩を挟む

移動中、緊急地震警報が鳴り、これから自分が行く先のことを考えると怖くなりました。。。
高速は周りはほとんどトラックだらけ。物資の運搬とかだったのでしょうか。

土曜日
2:30 SAで3時間ほどの朝食&仮眠
仮眠があってもエンジンかけたままのバスの中なので、ほとんど眠れません。。。
親子丼を食べて英気を養う。

5:30 SAを出発し、石巻へ

7:30 石巻に到着、沿岸部を通りながらボランティアセンターへ
沿岸部はほぼ手付かずのまま。建物の1階部分は津波にさらわれ車が家に突っ込んだままだったり、
様々な残骸がとりあえずうず高く積み上げられていたり・・・。
被災の状況を目の当たりにしました。

8:30 ボランティアセンター着
作業終了まで最後かもしれないトイレに行き、装備を着替え、作業現場へ出発
テント持参のボランティアの人が大勢いたりして、沢山の人が支援に来ていることを確認。

9:30 現場に到着し、商店街の汚泥撤去作業開始
わずか3台分の駐車場に、ドロドロのヘドロをひたすらスコップで掬い、土嚢袋へ。
水を含んでいるのでかなり重い。
少しでも早く片付けられるように汗だくになりながらひたすらスコップを動かし続ける。
20人で2時間かかってようやく駐車場の泥があらかた片付けられました。
20人がかりでこれしかできない無力さを感じ、泣きそうに・・・。

でも、誰も居なければずっとこのまま放置されていたはずだったから、
それが片付けられたことの意義も感じ、復興までの長い道のりを思い複雑な心境になりました。
マンパワーは多くて困ることは無い。そう実感しました。

12:00 泥まみれの車椅子の洗浄作業
1時間程度でしたが、これは比較的肉体的には楽な作業。
おかげで最後まで何とかがんばれた。
でも、背もたれの後ろの袋に泥が詰まっていたりしていい加減な作業はできない。
車椅子が無くて困っている人も大勢いるんだろう。そう思いながら作業しました。

13:00 広い駐車場の土撤去作業
先に作業している班に加わり、
1時間ほどヘドロが乾いてパリパリになった土をひたすらスコップですくう。
乾いているから砂埃が大量に舞ってゴーグルなしではかなり辛い作業でした。
だんだん汚泥も乾いてきているので、これからの作業ではゴーグル、マスクは必須でしょう。

14:00 作業終了
駅のそばまで歩いていって着替えてバスに乗り込み、昼食をほおばる。

15:00 帰路へ
帰りは3回ほどSAでの休憩。
肉体的疲労もあり、気が付くと眠りについてたり起きたりを繰り返す。

22:00 到着
炊き出し班と合流し、焼肉屋さんでお疲れ飲み。
ボランティアしてきたことを知ったお店の人がケランチム(韓国風茶碗蒸し?)をサービスしてくれました。
おいしかったです。ありがとう。

24:30 家に到着
家でもお酒を1本飲んだらそのままぐっすり。

翌日は脚腰筋肉痛で起きるのが辛かったです・・・。

自分ひとりの力の小ささを改めて実感する一方、
小さな力がない限り復興も容易ではないこともわかりました。

少しでも多くの人が協力してくれることを願わずにいられませんでした。

今後のボランティアでは、合羽、長靴、ゴム手のほか、ゴーグル、マスクも必需品だと思います。

とりあえず今日は行程をざっくりと。
実際に感じたこと、考えたことはまた別にします。

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