2012年1月22日日曜日

1月8日 二子山~森戸川渓谷~逗子海岸~恵比寿GoldenBoy

1月8日(日)
2012年松・山倶楽部、初の登山イベント。
東逗子駅発で、二子山へ登り、森戸川渓谷を下り逗子駅に出るルートの登山。
個人的には、11月に行く予定の丹沢を雨のため延期にしたので、本当に久々の山なので、とても楽しみにしていた。
今回は登山といっても、二子山は低山で、起伏も少ないようだったので、トレーニングと思い、2Lペットボトルを2本ザックに忍び込ませての参加。

東逗子に着くと、僕以外の3人は既に到着していた。今回は4人での登山。
軽く準備運動をして、早速出発。
周りは普通の街並みで、こんなところからすぐ山に登れるの?という環境。
ちょっと歩くと、小学校があり、小学校のネットには大きいヘチマが成っていて、子供の頃、ヘチマで体を洗ったことを思い出した。

小学校を左に巻くようにして歩くと、すぐに二子山への道が現れ、更に少し進むと、街の眺めが急速になくなり、いわゆる山の雰囲気に一気に変わる。
まだ小学校の裏山的な感じだし、奥に来たわけでもないのに山に来た!という感覚が広がって幸せな気持ちに。

登山の隊列はshunsei、takutos、hosicoちゃん、僕。今回はちょっと意図的にしんがりを務め、全員を見ながら登ってみる。今回は終始この隊列。なかなかいい並びだった気がする。

しばらく歩くと暖かくなってきて、フリースを脱ぐ。
冬では汗をかくと身体を冷やすので、着るものをこまめに着替えてなるべく汗をかかないように温度調節をすることが大事とネットで見たので早速実践。汗かきの自分は人より気を配ったほうがいいと思い、その後もこまめにフリース等で温度調節。今後、寒い時期に山に登る時のいい練習になったかな?

ほんの小一時間歩いたくらいで見晴らしのいい所に出て休憩。遠くに海が見え、周りは草木。街並みもちょっと離れたところに見ることができる。低山といっても景色は本格的。
やはり山はいい。すーっと気持ちが軽くなる。

しばらく歩くと山道から整備された砂利道になり、しばらく進むと見えてくる大きな電波塔を回り、二子山頂上へ!
頂上には展望台があり、展望台からは海がよく見える。海に近い山というのはなんだか不思議だけど、これが低山ならではの景色なんだろう。



頂上ではhosicoちゃんが作ってきてくれたパンとtakutosの淹れてくれたコーヒーで腹ごしらえ。カスタードとアーモンドだっけ?のダブルクリームのパンの優しい甘さと、本格的な香りのするコーヒーの苦味が絶妙にマッチして最高だった。
二人に感謝。また、是非お願いします。



景色を眺め、hosicoちゃんが見つけた自然のトランポリンで童心に還ってはしゃぎ、のんびりとした時間を過ごして、出発。

来た道を少し戻り、脇道へそれて渓谷へ。渓谷は最初は水の流れもわからないくらいで、少し湿っているなというくらい。それが渓谷を下っていくと少しずつ大きくなってくる。
渓谷の水はとても澄んでいて綺麗。
水のせせらぎと木の葉のこすれあう音と鳥の鳴き声が耳を澄ませるとよく聞こえる。





みんな思い思いに写真を撮りながら、草木に手で触れながら渓谷を下っていくと突然普通の街並みに出る。山に入る時もそうだったけど、この唐突な感じは奇妙な感覚で面白い。

更に舗装された道を歩き、逗子の海岸へ。
登山姿の4人が逗子をうろうろ歩くというのは周りから見ると相当怪しい集団に見えたと思う。
砂浜へ出ると海の向こうで雲の切れ目から陽が差し込んでいる様子が見られ、とても綺麗だった。



海を眺めながらおつまみを食べながらビールを飲み、パーコレーターで入れたコーヒーとhosicoちゃんの金柑のケーキでシメる。金柑のケーキはオレンジピールがはいったケーキみたいで柑橘系の爽やかな感じが美味しかった。



海岸にはラブラブなカップル、怪しい体操をしているおじさん、犬を連れて散歩している家族など、いろんな人がいたけど、うちらはその中でも怪しい存在だったんだろうな。

海を満喫し、逗子駅へ。駅の周辺の商店街は、昔ながらの店と最近のお店が入り混じって結構栄えていた。

そして逗子から、今日のもうひとつの目玉、カンロ珈琲とtakutosの弟yasuの弾き語りライブのため恵比寿GoldenBoyへ移動。

恵比寿GoldenBoyでコーヒーを飲みながらyasuの弾き語りを聴く。
彼のバンドでのライブはまだ見たことないけど、弾き語りは2回目。
独特なとてもいい声。憂歌団の木村さんに少し似ている。曲もとてもよく、もっと聞きたかった。



GoldenBoyを出て、恵比寿駅で解散し、帰途につきました。

低山だからといって馬鹿にはできない。遠出して山へ行くのとは異なる山。
手軽に行く山でも十二分に楽しむことができることがわかった。
山、川、海と自然のいろいろな部分を一日で満喫できる濃密な1日でした。